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トップメッセージ

トップメッセージ 取締役会長 小林和男

100年以上続き、今も順調に業績が伸ばしてこれた秘訣はなんですか?

無借金経営と、新しいものに挑戦し、取り組んできた事。

創業者・小林恒太郎は私の祖父になるのですが、弱冠16才の時に徳島から開拓者として北海道に渡って来たと聞いてます。
その開拓者魂は二代目社長の父に、そして現在の会社にも脈々と受け継がれています。
例えば当社は一般消費者向けの店舗も持っているのですが、旭川で初めてライターを店舗で販売したのは私の父だったと聞いていますし、また北海道の美容ディーラーとして初めて美容スタジオを設置したのも我が社だと思います。
時代のニーズに応えるため、常に新しい物にチャレンジして良きものは取り入れていく、
その姿勢をお客様が支持して下さって現在があるのではないでしょうか。
ですから当社のお取引サロン様は、最近オープンされた新しいお店も多数ありますが、50年、60年と長くお取引の続いているお店もまた多数あるのです。
また社員、仕入れ先などに対し不安を与えないためずっと無借金経営を貫いていることが期せずして、不況にも強い現在の会社の体質を作り上げました。
更にその時々に右腕左腕となる社員が現われて共に会社を支えてくれた、その力もまた大きいと思っています。

社員育成についての考えをお聞かせ下さい。

社員教育も大切ですが、まずはその前に、社員がこの会社に勤めてよかったと思えるような、そんな会社にしたいですね。
皆それぞれに生活があるのですから、安心して働ける環境づくりが大切だと思っています。
特に現今の先行き不透明の時代であれば、経営者として経営基盤の更なる充実、体質の強化を怠らないようにしています。
社員教育に関しては、経営方針から外れない限り、自由な発想、個性の尊重をする様にしています。貴重な人生の時間を仕事に費やして頂く以上、社員一人一人が能力を十分に発揮でき、仕事が楽しくできるようにと願っているからです。
また現場を大いに尊重していく意味からも、私自身社員の意見を出来得る限り聞き、風通しをよくするよう心掛けています。
社員の育成といっても実は社員から学ぶことも多く、社員の育成は自分の育成だとつくづく感じる事もしばしばです。社員のフリ見て我がフリを直さなければと反省することもよくあるのです。
人間にも品格があるように会社にも品格というものがあると思います。
品格のある会社であるためには会社を構成する社員一人一人の品格が問われてきます。
円満な常識を備えた、美容界だけでなく広く社会にあっても有用とされる、そんな人を育てられたらというのが私の願いです。

社員の個性・能力を伸ばせる環境を作る大切さ品格のある会社作り。

今後の出店予定についてお聞かせください。

お客様や社員や関わりのある人たちにいかに喜んでもらえるか。

当社は本社が旭川で、数年前に新市場開拓のため札幌に出店し、道東にも社員を置いていますので、現在営業エリアはほぼ全道をカバーしています
もちろん将来の夢としては道外、また私が外国好きのせいもあって、海外進出も考えない訳ではありません。
しかし「砂上に楼閣は建たない」と言われます。
先ずは日常の営業活動をしっかり充実させて、地元北海道の多くのお客様に喜んで頂くことが、夢の実現に向かっていくことだと信じています。
当社はまだ発展途上ディーラーですから。