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キーマンに聞く

キーマンに聞く 常務取締役 小林誠史

小林かもじ店の方針はどのようなものですか?

“サロンに来るお客様も私たちのお客様”というコンセプト。目的を明確にし、矛盾やジレンマのない営業環境をつくる。

一般的に営業という職種は、売上を上げなければいけないが、サロンさんにとって不要な物は売りたくない、というジレンマに陥るものです。
その様な時は“サロンに来るお客様”の事を考えて判断するようにしています。
お客様の満足に繋がる事なら、サロンさんがネガティブに考えている事でも向き合って真剣に話しますし、一時的にサロンさんが喜んでいても、将来的にお客様の不満に繋がりかねない事は、早い段階でお伝えします。
サロンさんと価値観を共有し方向性を一致させれば、意思疎通が容易になり、本気で話し合えます。当然、お互いのモチベーションも上がりますよね。
また、弊社社員が判断に迷った時は、会社として“お客様を想う”というコンセプトを通しておく事で、どの様に行動すべきか分りやすくなり、矛盾もジレンマもない環境で働けると思っています。

どのような基準で取り扱い商品を選んでいるのですか?

美容界では一般的に“雑誌に載っているか?”“苦労しないで売れるか?”等が商品選択の基準になる事が多く、残念ながら、お客様を見ていない事も多々あるのです。
しかし弊社は、サロンに来るお客様を継続的に満足させる事が目的ですから、楽に売上が上がるとの理由で商品を選択する事はありません。
美容師さんと共に勉強する事で、お客様に何倍もの喜びを与えられる、そんな商品を選択するようにしています。
使いこなすまでに努力は伴いますが、素晴らしい結果を示せば、お客様には幸せになって頂けますし、当然、“幸せの対価”として料金を戴ける訳ですから、サロンはまさに、“お客様と美容師さんの豊かな空間”になるわけです。
また、手間と時間をかけて学んだ技術はそう簡単に真似できませんから、他サロンにとって“豊かな空間”への大きな参入障壁になる事も、重要な意味を持っています。
お客様に幸せになってもらう事と、弊社を選んで頂いたサロンさんが他サロンに対して差別化を図れる事、二つの観点から私たちは良品を慎重に選択し、弊社の大切なサロンさんが、多くのお客様から支持してもらえる様に協力させて頂きます。

お客様に喜びを与えられる商品を選択する。弊社を選んでくれたサロンさんが、サロン間競争において優位に立って欲しい。

小林常務の仕事に対する姿勢について教えてください。

美容界の市場規模を大きく出来るのは美容師さんだけである。美容師さんにはお客様の気持ちで、メーカーさんには美容師さんの気持ちで接する

サロン・ディーラー・メーカーから構成される美容界が、お客様をどれだけ幸せにできるか、というのが基本的な構図だと思っています。
業界全体の力を底上げしなければいけないという意味でも、私たちは、美容師さんにはお客様の立場で接し、メーカーさんには美容師さんの気持ちを代弁できるようなポジションを心掛けています。
そうする事で、美容界全体の本質的な問題を解決しやすい環境になり、最終的には、幸せになったお客様が喜んで美容界に多くのお金を落としてくれる、という事に繋がると考えています。
また、最近は美容師を志す学生が減っていますが、流行りだけで目指す人が増えても、現在の様な飽和状態になるだけです。綺麗を経験したお客様が世の中に増える事で、美容師の社会的地位が向上し、志す人・応援する人が増えてきます。この様に考えていくと、お客様を喜ばせる事は、美容界のかなり本質的な部分に影響を与えているのですね。
お客様と接する事が出来るのは美容師さんだけですから、美容界の入り口となり、お客様をどんどん引き込んで欲しい。
直接的に美容界の市場規模を大きく出来るのは美容師さんだけですが、決して孤立する事のない様に、私たちはメーカーさんと共にしっかりと協力させてもらいますし、少なくとも弊社を選んで頂いた美容師さんを幸せにしなければいけないと思っています。